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様々な制約と課題に挑んだ工場再構築プロジェクト|調味料工場建設プロジェクトストーリー

老朽化した工場の再編にあたり、研究開発・生産・品質管理・物流の4部門を1つの工場に集約し、「100年後も持続可能な成長を目指す価値創造拠点」として、クリエイティブセンターの立ち上げを計画していました。
どのような手順で何を進めるべきか、ぜひインタビューをご覧ください。

お客様企業プロフィール

ブルドックソース株式会社様

  • 製造品類

    ソース・ドレッシング

  • 工事範囲

    建屋増築・生産設備・ユーティリティ・排水処理

  • 分類

    調味料

  • 延床

    5,628.75㎡

  • 工事名称

    生産体制再構築プロジェクト工事

  • 竣工時期

    2023年12月

お困りごと

  • 稼働を止めずに工場移設と新ライン立ち上げを進める必要があった。

  • 工期短縮・停止時間の最小化・予算厳守という条件を同時に満たす必要があった。

  • 限られたスペースで複雑な工程管理が求められた。

  • 4部門統合(研究開発・生産・品質管理・物流)という大規模再編をどう進めるか判断が難しかった。

課題解決

  • 生産設備の段階的な移設・新設工事を実行。

  • 停止時間を最小限にする最適な工程を構築。

  • 工期・予算・品質のバランスを取った柔軟な現場対応を実施。

  • 将来の生産変動にも対応できる柔軟な工場を実現。

計画段階について

キリンエンジニアリング(以下、KEC)へご依頼いただいた経緯を教えてください。

ブルドックソース様(以下、BLD)

BLDのミッションとそれに基づいた生産体制の再構築に理解頂いたことが最大の理由です。

ご依頼当時、御社が抱えていらっしゃった課題について教えてください。

BLD

老朽化した鳩ヶ谷工場の再編にあたり、研究開発・生産・品質管理・物流の4部門を館林工場に集約し、「100年後も持続可能な成長を目指す価値創造拠点」として、館林クリエイティブセンターの立ち上げを計画していました。
しかしながら、大きな投資であり、どのような手順で何を進めるべきかを社内プロジェクトで検討する中で、外部のエンジニアリング会社を起用して進めることとなりました。

数ある選択肢の中で、KECを選ばれた理由をお聞かせください。

BLD

弊社のミッションとそれに基づいた生産体制の再構築に理解頂いたことが最大の理由。また、KECならば既存工場を稼働させながら新しい生産ラインを立ち上げるという複雑な工事に対応できると感じました。

ご依頼時点で、KECに期待されていたことはどのような点でしたか。

BLD

今回の計画では、鳩ヶ谷工場から生産設備を館林へ移設することが計画されており、工場の稼働を止めることができない状況でした。そのため複数ある生産ラインを段階的に立ち上げる必要があり、非常に複雑な工事となりました。エンジニアリング能力が求められる今回の工事においては、KECだからこそ、この局面を打破できると期待しておりました。

計画段階で最も大きな困難だと感じられたことは何でしたか。

BLD

工期の短縮、ライン停止期間の最小化、予算厳守、かつ品質の担保。この4つを同時に実現しなければならない、極めて難易度の高い制約条件下でのプロジェクト遂行が求められたことです。

計画段階において、KECと仕事を進める中で感じた印象があれば教えてください。

BLD

単なる建設会社ではなく、生産設備に精通し、常に顧客と同じ目線で課題に向き合ってくださる姿勢を高く評価しております。ものづくりの現場において、要求仕様に対して必要な設備構成のイメージを即座に共有できること、ライン停止の時間をいかに短縮できるか、また限られた予算内でどのように収めるか――こうした課題に対して共に悩み、的確な提案をしてくださるパートナーが必要でした。

施工段階について

施工を進める中で、困難に感じたことはありましたか。

KEC

最も大きな課題は、工場を稼働させながら生産設備の移設・工事を同時に進めなければならなかった点です。
鳩ヶ谷工場から館林工場への移設は、限られた工期の中で進める必要があり、生産停止期間を最小限にする必要がありました。
安全面や作業性、さらには品質を確保しながら工事を進める必要があり、非常に難易度の高いプロジェクトだったと感じています。

そのような困難に対して、キリンエンジニアリングのメンバーがどのように対応していたか、覚えている範囲で教えてください。

BLD

現場では生産エリアと工事エリアを明確に区分する工夫を行い、安全と品質を最優先に対応していただきました。
調合室では、稼働中の生産ラインと工事区画の間に仕切りを設けるなど、現場の状況に応じた柔軟な対応が印象に残っています。
また、日々のミーティングを重ねながら工程を細かく調整し、無理なお願いにも真摯に向き合っていただいたことで、結果的に大きな事故や品質トラブルなく工事を終えることができました。

今回の施工全体を振り返って、最も大変だったと感じる点は何でしょうか。

KEC

複数の生産ラインを段階的に立ち上げながら試運転・確認を行った点が最も大変でした。
調合工程から充填工程まで多くのラインがあり、それぞれ品質を確認しながら慎重に進める必要がありました。
食品工場として品質を守ることが最優先ですので、その点に細心の注意を払いながら進めた施工だったと感じています。

計画段階について

完成したときのお気持ちをお聞かせください。

BLD

完成した施設を目にした瞬間、これまでの苦労や不安が一気に報われたような感覚を覚えました。限られた時間と予算の中で、数々の困難を乗り越えながらも、私たちが思い描いていた理想のかたちを実現してくださったことに、深い感謝と敬意を抱いております。まさに、期待を超えるエンジニアリングでした。

完成後、KECへ依頼してみて、特に良かったと感じる点はどのようなところでしょうか。

BLD

省力化への対応はもちろん、多品種少量生産から大ロット生産まで柔軟に対応できる生産体制の構築を実現できたことは、大きな成果でした。KECの技術的な知見と現場理解に基づく提案により、将来的な生産変動にも対応可能な工場が実現し、安定した運用と効率化の両立が可能となりました。

他社との違いがあれば、お聞かせください。

BLD

今回の工事は、限られたスペースと稼働中の生産ラインを維持しながら進めるという、極めて難易度の高いものでした。そのような状況下でも、的確な工程管理と柔軟な対応力で着実にプロジェクトを遂行してくださったのは、食品工場建設に精通したKECならではの力だと感じております。まさに、あの難工事を成し遂げられるのはKECだけだと確信しています。

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