本文へ移動
お問い合わせ

現在の食品工場は安全・安心な製品を提供することが必須要件になっており、工場のフードディフェンスは勿論、FSSCやHACCPの認証取得は近年の食品企業様には避けては通れません。キリンエンジニアリングは、キリングループや食品・医薬品工場の豊富な実績をもとに工場計画立案の段階で導入の考え方を提案致します。

技術説明

要素 ~抑止・予防・追跡・対応

悪意を持った人間による
意図的な食品への攻撃により、
消費者、企業、経済社会に
損害と影響を与える事を、
抑止・予防する

セキュリティ対策の4要素(抑止・追跡・予防・対応)を示した円形図

阻止できなかった際に生じる
食品被害による損害と影響を、
可能な限り減少させるため、
物品を追跡可能な状態にするとに
メディア等への対応策を立てておく

【参考】類似語

フードセキュリティー

安全で栄養のある食品を全ての人がいつでも入手できるよう保証し、食品の安全を確保すること。※

フードセーフティー

食品供給行程における危害因子のリスクを評価・管理を行い、危害因子による汚染の防止及び低減を図り、食品の安全を確保すること。※

※今村知明編著「食品テロにどう備えるか?食品防御の今とチェックリスト」より

施設面(ハード)では何ができるか。何をすべきか。

POINT

  • ハードへ投資することで効果が期待できるのは、「抑止」「予防」「追跡」。

  • カメラ監視対策は有効だが、カメラだけでは「抑止」「追跡」しか期待できない。

  • 悪意ある者を物理的にシャットアウトする「予防」を満足するには、
    入場者属性を徐々に絞るディフェンスライン(施錠)の計画が必要。

  • 必ずしもカメラやハンズフリータグ(RFID)を導入しなければならないわけではない。

  • トレーサビリティシステム導入は「追跡」の必須条件。

セキュリティ対策の4要素(抑止・追跡・予防・対応)を示した円形図。抑止・追跡はカメラ監視システムの導入、予防は入場者属性に応じた施錠管理により実現可能であることを示し、カメラの設置箇所や種類の例を補足した図

抑止・予防

  • 車番認識システム・ドライバー自動顔認証・新規者用インターホンを組み合わせた入場管理システムの説明図
    車両・ドライバー入場管理
  • Felica規格のIDカードをセキュリティゲートにタッチして入場する仕組みを示したイラスト図
    従業員入場・入館管理
  • 従業員の白衣等に埋め込んだタグで行動範囲を限定化する入退室管理と、非接触で開閉可能なシャッターの仕組みを示したイラスト図
    ハンズフリータグ(RFID)による
    アクセスレベル設定

抑止・追跡

  • 屋外フェンスや重要設備周りを監視カメラで監視する様子を示したイラスト図
    場内(外部)監視
  • 脅威評価によりカメラ配置位置を決定した複合一体カメラを食品製造ライン上に設置した様子を示したイラスト図
    館内監視
  • 複数のモニターが並ぶ監視室のイラスト図。常時確認は現実的でなく、追跡できるだけの録画容量の準備が必要であることを示している
    データ管理と保管(30日以上)
    ※冷凍出荷品を除く

ハードで実施可能なフードディフェンス
~セキュリティライン構築とレベルに応じた管理~

施設の物理セキュリティ対策図。外周の1次(車番・顔認証)、建物入口の2次(カードキー)、製造エリアの3次(RFID・カメラ監視)と階層化されたセキュリティラインを説明しています。また、薬品庫や機械室などの重要施設には個別の施錠管理がなされている様子が示されています。

セキュリティライン構築のポイント

セキュリティレベルごとの対象者区分図。1次ラインは屋外業者、2次ラインはカードキー所持の入出荷・廃棄物業者等、3次ラインはRFID所持の製造従業員や清掃業者と規定されています。最下部には機械室・薬品庫の個別施錠管理についても明記されています。

Case1: 製造エリア従業員の入場

  • 1次セキュリティライン
    • 社員証(カードキー兼用)で入場

  • 2次セキュリティライン
    • 社員証(カードキー兼用)で入館

  • 更衣
  • RFID支給

    例:

    • ペンダント式

    • 白衣に埋込み式

  • 3次セキュリティライン
    • RFIDは非接触通過可能

    • 個人毎に入室制限を掛ける事も可能

  • 1次セキュリティライン
    • RFID回収
      (持ち帰らせない)

Case 2: 入出荷業者の入場

事前準備:原則として、業者はあらかじめドライバーと車両の登録申請を行う

  • 1次セキュリティライン
    • 車番認識システム

    • ドライバー自動顔認証

    • 新規者用インターホン

  • 2次セキュリティライン
    • ドックシェルターにつけた後は入荷前室にはカードを使って入場

  • 製造エリアには入れない
    • RFIDを所持していないので自動ドアでロックされる

    • 3次セキュリティラインには入れない

  • 退出
    • 入構と同様の管理で正確な退出を確認

技術紹介トップへ戻る

お問い合わせ

工場建設に関するお困りごとがあるお客様はお気軽にご相談ください。

各種お問い合わせ