#02電気系
原理原則を手がかりに、工場の設備づくりに向き合う
- プロジェクト本部
- FA部
造田 祐斗
ZODA YUTO
2023年 新卒入社
入社理由
電気・制御という視点から見たものづくりの面白さを実感
学生時代は、大きなものづくりや設計業務に関わりたいと考えていました。説明会で複数の飲料メーカーの話を聞く中で、キリンエンジニアリングは工場の保全だけではなく、設計や工場建設に携われる点に魅力を感じて入社しました。そして入社後に配属されたのはFA部。工場は機械を設置するだけでは完成しません。電気を供給し、センサーで設備の状態を把握し、制御によって最適に動かす仕組みがあってこそ、生産ラインは機能します。FA部は、その仕組みづくりを通じて工場全体を支える重要な役割を担っています。
たとえば、制御盤やケーブルのつながりを考えながら設備を形にしていく。設計から現場で設備が動くところまで、電気・制御の視点から設備づくりを支える奥深さがあります。今は、FA部の一員としてさまざまな案件に携わる日々のなかで、FA部ならではの面白さを肌で実感しているところです。
現在の仕事内容
工場ごとの違いを読み解き、原理原則から設計に向き合う
現在は、主に小規模案件の計装・電気設計を担当しています。配線設計や制御盤、電源盤、トランス、センサー類の選定・確認に加え、協力会社との調整まで幅広く携わっています。
現場での工事作業は基本的に協力会社が行いますが、センサーや制御機器の信号が正しくやり取りされているかを確認し、模擬信号を送って設備の動きをテストするのは私の役割です。プロジェクト期間は数カ月から半年ほどのものが多く、複数の案件に関わるため、短い期間で状況を理解する力も必要です。大切にしているのは、過去事例をそのまま踏襲しないことです。たとえば同じキリングループの工場でも、場所によって使っている設備や設計思想は異なります。資料が十分に残っていない場合もあるため、現地調査や関係者へのヒアリングで情報を集めます。なぜその設計になっているのかを理解し、原理原則や規定に照らして最適解を考えながら一つひとつの設計に向き合っています。
印象に残るエピソード
担当外のトラブル対応で、原因を切り分ける力を磨く
印象に残っているのは、入社後初めて本格的に携わった新商品製造ライン対応工事です。新しい設備を既存ラインへ接続する工事では、グループ内にも十分な知見がなく、検証を重ねながら現場対応を進める難しさがありました。特に大変だったのは、想定外のトラブルが起きたときです。自分の担当設備であればすぐに対応できますが、担当外の設備に関するトラブルでは、まず設備の仕組みや状況を理解する必要があり、迅速な判断が求められました。当初は上司や先輩と協力しながら対応していましたが、次第に一人で現場対応を任されるようになり、自身の成長を実感する機会にもなりました。
分からないことは抱え込まず、詳しい人に聞き、社内の技術規定や設計資料を確認する。配線、制御、設定のどこに原因があるのかを順に見て、一つずつ切り分けていく。その経験を通して、少ない情報から必要な確認事項を見極める力がついてきたと感じています。万が一の想定外のトラブルがあっても手戻りが最小限で済むよう工程を考えながら進め、引き渡し前に確認を重ねることの大切さも学びました。
今後の目標
お客様の先にいる消費者様まで見据え、より良い設計につなげる
工場建設に関して、社内のお客様満足度調査でも良い評価をいただき、お客様の期待に応えられたことを嬉しく感じました。さらに、自分が関わった工場から製造された新商品が市場に出た後、消費者様アンケートで好評を得ていると知ったときは、大きなやりがいを感じました。
キリンエンジニアリングでは、直接のお客様である工場のためだけでなく、その先にいる消費者様のことも見据えて仕事をするという考え方があります。日々の設計やトラブル対応が、最終的には多くの人が手に取る商品の製造につながっているという実感が、仕事のモチベーションになります。今後は、計装分野の電気系エンジニアとして専門性を高めながら、設計の妥当性やリスクを的確に見極め、プロジェクト全体の品質向上に貢献できる存在になりたいと考えています。
疑問や意見を自分の中だけに留めず、プロジェクト全体に良い影響をおよぼすことができるより良い設計につなげていきたいと考えています。
学生の皆さんへのメッセージ
学生の皆さんには、勉強も大切にしながら、学生時代にしかできないことも思い切り楽しんでほしいです。
キリンエンジニアリングでは、仕事に必要な知識は入社後の研修でしっかり学べます。私自身も専門用語すら分からない状態から少しずつ成長してきて、現在のように活躍できるようになりました。分からないことがあれば周囲に相談できる環境が整っているので、安心して飛び込んできてください!皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。
1日の仕事の流れ
(工事現場編)
8:00
出社・朝礼準備
8:30
工事朝礼
当日の作業内容の確認を行います。
9:00
現場パトロール
9:30
デスクワーク
工程会議の資料作成、追加工事の仕様書作成などを行います。
工事でトラブルが起きた際にはすぐに現場へ向かいます。
12:00
昼食
13:00
現場パトロール
職人さんと工事の詳細を調整します。
14:00
工事工程会議
一週間の工事予定を共有します。
15:00
デスクワーク
17:00
工事終礼
進捗確認、翌日の作業内容の確認します。
17:40
退社