
安心安全な食品を
生み出す根源となる
工場そのものを作る
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村尾 麗URARA MURAO
飲料食品プロジェクト部 機械設備担当
東京電機大学 工学部 環境物質化学科 卒
Careerこれまでのキャリア
- 2016年入社。飲料食品プロジェクト部に配属
- 2017年食品工場案件の生産設備を担当
- 2018年北海道現場常駐

食品工場の生産ライン及び
設備設計
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現在の仕事内容
食品工場の生産設備設計を担当しています。
お客様の要望を元に、生産ラインのレイアウトから設備設計(設備選定等)を行います。
お客様が描く新工場のイメージは具体性のあるものもあれば、そうでないものもあります。それらをくみ取る中で、様々な課題も生まれるため、検証を行い設計に落とし込みます。設計においては必ずいくつかの制約が存在するので、その中で最適な提案を行うことも設計の役割だと思っています。
自身で設計したラインや設備は稼働までを一貫して担当することが多く、1つのプロジェクトから幅広い内容を学ぶことができます。また、うまくいかなかった場合のフィードバックが行えるため、知識や経験を増やせる環境だと感じています。

飲料や食品工場に関した
技術力を持つ会社に魅力を感じた
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キリンエンジニアリングに入社を決めた理由
昨今、食の安全が求められる世の中で、食品工場はより高い品質が求められているのではないかと考えました。キリンエンジニアリングは、医薬関係や飲料食品といった人の体に入るあらゆる製品に精通しています。そこで、人々にとって安心安全な製品を生み出す根源となる、工場そのものを作ることに魅力を感じました。
製品の性格上、工業製品の工場ではないような制約も存在します。その中でお客様の要望に合った工場を作り上げていくことも、技術力の一つだと考えています。また、入社後はプロジェクトを担当し、お客様の立場に寄り添った会社であることを非常に感じました。客先の要望を的確に捕らえ、ニーズに合った提案をすることは難しさもありますが、同時に会社の強みであると思っています。

自身の設計した生産ラインにて
きちんと要求能力が出せた時
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どんな時にやりがいや喜びを感じるか
設計段階では机上で仮説を立て、検証を行います。
能力が出る想定だったとしても、いざ設備を稼働させてみると想定外の事象が起きることも多々あります。それらを設備メーカーと協力し、知恵を出し合って解決し、設備が設計通りに動いた時にやりがいを感じます。
また、私が携わった設備を現場の方が実際に使って『前より良くなった』『作業が楽になった』といった声をいただくのは、仕事をしている中で一番嬉しいものです。
自動化が進んでいる世の中ではありますが、手作業による運用の工場も多くあります。そこでのムリ・ムラを減らすことで、より良い品質の製品を作ることに繋がれば良いと考えています。
まだまだ簡単なライン設計にしか携わっていませんが、今後もお客様の要望に合った提案ができるよう視野を広げていきたいと思います。

現場の省人化を図った
自動設備に挑戦したい
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これから挑戦していきたいこと
今後、工場には現場の負担を軽減するための自動化設備があらゆる工程で導入されていくと考えています。設備投資をすれば導入は可能ですが『人の代わりをする』という事は難しさもあります。
その課題を解決していくことも、これからのプラントエンジニアに求められることの一つでもあると考えています。
今後、機会があれば、そういった設備にも挑戦してみたいと思っています。
また、設備投資が難しい工場についても、現場の負担を減らせるような工夫は考えていきたいと思います。現場の工数削減は設備導入すればある程度は解決できますが、運用で削減できる内容もあります。
効率化を図ったライン設計はどのプロジェクトにおいても通じるものだと思いますので、引き続き経験を積んでいきたいと思います。
schedule一日のスケジュール
- 9:00
出社
メールチェック、社内情報チェック等
- 10:00
設計業務
資料作成等
- 10:00
昼食
資格試験の勉強をしつつランチ。
時々、オフィス近くのカフェテリアに行きます。パスタが大好き! - 13:00
ミーティング
営業からの情報共有や技術内の情報共有
- 14:00
機械メーカーと打合せ
生産設備の仕様検討
- 15:00
設計業務
資料作成等
- 17:40
帰宅
プライベートの過ごし方
How to spend the holiday

車を運転することが好きですので、休日は主に愛車でドライブに出掛けます。目的地は遠方からご近所まで様々ですが、行った事のない場所を巡ることが好きです。一番遠方ですと東京から福岡まで行ったことがあります。日常とは違った景色が見られるため、気分をリフレッシュできるところがドライブの魅力の一つだと感じています。愛車の内の一台は亡き父の形見の古い車で、今でも大切に乗っています。車を通して様々な出会いもあり、会社とは違った交流も大切にしています。
運転については安全性の面から技能を磨きたいと考えており、今は国内ライセンスを取ることを目標にしています。