
- 機械系エンジニア
「なぜ」を問い続け、顧客の想いを設備に変える。
チームで挑む医薬プロジェクト
プロジェクト本部
医薬プロジェクト部
脇谷 航介
2020年入社


INTERVIEW
Q入社理由を教えてください。

一人で担う設計から、部門を越えてプラントをつくり上げる環境へ
前職では化学メーカーに勤務し、自社プラントのプロセス設計を担当していました。設備仕様の検討から設計、立ち上げまで関わる仕事で、ものづくりに直接貢献できる点には大きなやりがいを感じていました。その一方で、業務の進め方としては、一人で一つのプラントやエリアを担当することが多く、他部署との関わりはあるものの、プロジェクト全体で一体となって進める感覚をより高めたいと感じていました。他部署がどのような仕事をし、それぞれの役割の中でどのような点に難しさや工夫があるのかを理解できれば、自分の仕事の質もさらに高められるのではないか。そう考えたことが転職を考えたきっかけです。キリンエンジニアリングは、面接を通じて、部門を越えて関係者が連携しながらプラントをつくり上げていく会社だと感じました。技術者として専門性を深めるだけでなく、プロジェクト全体を見る経験を積める点も魅力でした。計画・設計から建設及び試運転までを一貫責任遂行体制でプロジェクトに関われるキリンエンジニアリングなら、チームプレーの中で視野を広げられると考え入社を決めました。
Q現在の仕事内容を教えてください。
お客様・パートナー会社・社内と認識を合わせ、医薬品工場の生産設備を稼働へ導く
現在は、医薬品工場の新棟建設プロジェクトに参画し、生産設備、いわゆるプロセス側を担当しています。非常時には新たなワクチン製造へ迅速に切り替えられるデュアルユース対応の工場でもあり、社会的な意義の大きい業務に携わっていると感じています。プロジェクトは長期間にわたるもので、現在は詳細設計のフェーズです。主な業務は、お客様との定例打ち合わせ、国内外のパートナー会社との打ち合わせ、パートナー会社から提出される設計図書や書類のチェックおよび承認、自社で作成する仕様書や指示資料の準備などです。打ち合わせはリモートが中心ですが、必要に応じてお客様に伺います。調達フェーズに入ると、仕様書作成や見積査定、施工から試運転では現場での施工管理、安全管理、記録作成なども加わります。一つの設備を設計して終わりではなく、仕様を固めて実際に導入し、製造まで見届けられる点がこの仕事の特徴です。
Q印象的なエピソードを教えてください。
試運転は設計の答え合わせ。緊張感の中で実感した一貫責任遂行体制の責任
特に印象に残っているのは、以前携わった医薬品工場の試運転です。長期にわたる大規模プロジェクトで、社内外の多くの関係者が携わっていました。中でも試運転は、設計した設備が実際に問題なく動くかを確認する工程であり、私にとっては設計の答え合わせのような時間でした。図面や仕様書の上では検討を重ねていても、実際に動かしてみなければ分からない部分が多いものです。小さな認識のずれが後工程に影響するからこそ、設計段階から必要な情報を整理し、関係者と確認しながら進めることが欠かせないことをこのプロジェクトを通して改めて実感しました。納期が決まっている中での対応だったため緊張感もありましたが、先輩や関係者のサポートを受けながら一つずつ課題に対応し、最終的には大きな問題なく試運転を完了することができました。こうした経験を積み重ねながら医薬分野での専門性と調整力をさらに高めていき、いずれはプロジェクト全体をリードできるエンジニアを目指していきたいと考えています。

Q心がけていることを教えてください。

目的と運用を見極め、お客様にとってより良い仕様を考える
普段の業務で大切にしているのは、お客様からいただいた要望をそのまま受け取るのではなく、その背景にある目的や実際の運用まで確認することです。前職でも、製造部門のオペレーターに話を聞き、設備を使う人の目線を設計に反映することを意識していました。その姿勢は、キリンエンジニアリングに入社してからも変わっていません。たとえば仕様検討の場面では、「この要望は何のためなのか」「実際にはどのように使われるのか」を確認したうえで、場合によってはこちらから別の案を提案します。詳細設計が進む中では、お客様の要望やパートナー会社からの提言、施工性の検討などによって、当初の前提を変更せざるを得ないこともあります。もちろん調整は簡単ではありませんが、変更は単なる手戻りではなく、より良い設備に近づけることができる改善の機会であると捉えています。お客様の想いを理解し、関係者と信頼関係を築きながら形にしていくことが、私たちの仕事の重要な部分だと感じています。
求職者へのメッセージ
キリンエンジニアリングの最大の魅力は、計画・設計から建設及び試運転までを同じエンジニアが遂行する一貫責任遂行体制でプロジェクトに関わることができることだと思います。自分の専門性を活かしながら、お客様、社内の各部門、パートナー会社と連携し、計画・設計から製造運転まで携わることができます。キャリア入社でも、周囲に相談しながら仕事を覚えられる環境があるので、多くの関係者と協力して一つのプロジェクトをやり遂げたい方、課題や変化を前向きに捉えながら成長したい方には絶好の環境だと思います。








