
- 建築系エンジニア
正解が一つではないから面白い。
工場建設で広がった設計者としての可能性
プロジェクト本部
建築部
西沢 和也
2022年入社


INTERVIEW
Q入社理由を教えてください。

より自由に考え、より広く関わるフィールドで設計者として次の挑戦へ
前職では住宅メーカーにて、10年ほど設計に携わってきました。主に契約前のプランニングから契約後の設計までを担当。お客様から感謝の言葉をいただけることも多く、やりがいを感じていました。ただ、経験を重ねるほど設計の自由度や関われる業務領域に限界を感じるようになり、より大規模で幅広い分野の建築に挑戦したいという思いが強くなっていきました。一級建築士の資格を取得したことも重なり、新たな環境への挑戦を決意しました。
キリンエンジニアリングに興味を持った理由は、食品・医薬分野に特化した高い専門性と経営基盤の安定性です。キリンエンジニアリングでは食品や医薬品の生産を支える工場づくりに携われることに大きな魅力を感じました。また、設計だけでなく施工まで一貫して担える業務スタイルも、設計者としての可能性を大きく広げてくれると感じました。不安もありましたが、充実した研修や面談で親身に話を聞いてくださった社員の皆さんの存在が後押しとなり、入社を決めました。
Q現在の仕事内容を教えてください。
正解のない問いのなかで最適解を組み立てる工場建設の面白さ
現在は建築部門に所属し、食品工場や医薬工場の建設プロジェクトに携わっています。設計だけでなく施工段階や引き渡しまで一貫して関わる点が特徴です。
住宅設計との大きな違いは、建築単体ではなく、「工場の稼働」を前提に考える点にあります。工場は生産設備が安定して稼働することが求められるため、建築・設備・電気・生産プロセスを含めた全体最適を意識しながら業務を遂行することが欠かせません。また、工場建設では材料や仕様の選択肢が非常に幅広く、案件ごとに求められる条件も異なります。そのため、決まった型に当てはめるのではなく、さまざまな選択肢の中から最適な方法を考えながら設計できる面白さがあります。住宅設計時代と比べても、自分で判断し、提案できる余地が大きく広がったと感じます。求められる知識も増えましたが、新しいことを学び続けながら設計者として成長できる環境だと感じています。
Q印象的なエピソードを教えてください。
多くの関係者を束ね、納期を守り抜いた現場経験
現場では、予期せぬ課題が発生することも少なくありません。そうしたなかで調整力の重要性を最も実感したのが、以前担当した食品工場建設案件でした。工場建設では一つの判断が複数の工事に影響を及ぼすため、建築だけでなく生産設備やユーティリティ設備等も含めた全体を俯瞰しながら進める視点が求められます。加えてこの案件は、短工期かつ大きな追加コストは認められないという厳しい条件下でもありました。そのため、設計変更や修正が生じた際は内容を迅速に整理して各社へ正確に伝達し、認識のずれや手戻りを防止しました。また、作業順序の見直しや外的要因への対応を重ねながら、関係各社の認識統一と工程管理の徹底に努めた結果、大きな追加費用を発生させることなく竣工を迎えることができました。初めて現場所長を務めた案件でしたが、先輩方や周囲のサポートに支えられながらやり遂げた経験は、技術面だけでなく多くの立場の人をまとめながらプロジェクトを前進させる力を養う大きな機会になりました。

Q今後の目標を教えてください。
建築の枠を超え、全体最適を描ける技術者へ
今後目指しているのは、建築だけでなく設備・電気・生産プロセスまで含めてプロジェクト全体を俯瞰し、お客様の事業価値を高める提案ができる技術者になることです。工場建設は建築が完成しただけでは意味がなく、生産設備が問題なく稼働して初めて価値があります。そのことを現場で実感しているからこそ、より広い視点で知識を深めていけるという手応えを感じています。私の所属するチームでは週に一度ナレッジ共有の場が設けられており、案件で得た知見や失敗事例を持ち寄って意見交換を行っています。設備や電気に詳しい先輩も多く、自分にはない視点や考え方に触れられる貴重な機会になっています。入社当初は工場建設の知識が十分ではありませんでしたが、多くの先輩方に支えていただきながら経験を積んできました。これからも学ぶ姿勢を大切にしながら、建築を起点にプロジェクト全体へ貢献できる技術者として成長し続けていきたいと考えています。
求職者へのメッセージ
住宅メーカーで培った経験を活かせる場面は多いと感じています。その一方で新たに学ぶべきことも多く、今でも日々勉強を続けています。当社には充実した研修制度や経験を共有し合う文化があります。建築だけでなく幅広い領域に触れながら成長したい方や、より大きなスケールのプロジェクトに携わりたい方にとっては、多くの学びや発見がある良い環境ではないかと思います。








