医薬プロジェクト部のやりがい
規模も責任も大きい。だからこそ得られる達成感がある
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一力 せっかくの機会なので、まずは「医薬品プロジェクトの面白さ」について話してみようか。どう? 実際に現場でやってみて、どんなところにやりがいを感じているかな?
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鶴 私が医薬プロジェクト部に配属されてまず驚いたのは、プロジェクトの規模感でした。私にとっては予算も桁が違いすぎて、逆にピンとこないほどでした(笑)。そんな大きなプロジェクトの中で一つの設備の主担当を任せてもらえたこと自体に、大きなやりがいを感じています。自分の判断や提案が実際の設計や施工に反映されていくのが目に見えるので、達成感も大きいです。
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土田 医薬品を扱う工場は、食品以上に厳しい法規制が求められます。そのため、設計や施工を進める中でも、要求事項をしっかりと確認し、根拠を持って対応する姿勢が大切になります。内容をきちんと文書化していくことも重要です。やるべきことは多いですが、それだけに一つひとつ積み重ねていく過程にやりがいを感じています。
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鶴 私はまだまだ学んでいる真っ最中ではありますが、お客様への提案などを通して思考力が鍛えられていると感じます。
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一力 確かにそうだね。お客様に納得してもらうには、設計思想や根拠をきちんと説明できなければならない。それをすべて文書にまとめる必要もあるし、プレッシャーはあるけれど、自分たちの提案が形になった時の達成感は格別だと思う。
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土田 僕はCovid19のワクチン製造に関わる設備のプロジェクトにも携わりました。まさに世の中の課題解決に自分たちの仕事が直結しているという実感があり、社会的な意義の大きさを感じましたね。
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一力 私たちの仕事は、単にモノをつくるだけではなく、人の健康や命を支えることにもつながっている。だからこそ、丁寧に向き合う姿勢が求められるし、完成した時の喜びも大きいよね。
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鶴 設計から施工、試運転まで一貫して関わることができるので、最初から最後まで責任を持てる点も、この仕事の魅力だと思います。プロジェクトのゴールに向かってチームで動いている実感も強いです。
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一力 まさにそこが、キリンエンジニアリングならではの仕事の醍醐味だと思う。専門性や役割はそれぞれ違っても、力を合わせて大きなゴールを目指す。そのプロセスそのものに、面白さがあるよね。