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募集要項
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稲村 大輔

#06建築系

職域を超え、想いを重ねる。 ニーズの奥にある本質を形にするために

  • プロジェクト本部
  • 建築部

稲村 大輔

INAMURA DAISUKE

2019年 キャリア入社

作業着の稲村 大輔

入社理由

入社後すぐに大型コンペ案件のメンバーに。驚きと成長のスタート

前職ではマンションや工場などの耐震補強設計といった比較的ニッチな仕事をしていました。業務範囲が限定的であることから、将来性に不安を感じながら働いていました。そんな時に出会ったのが、設計から施工まで一貫して手がけることができるキリンエンジニアリングでした。設計と施工の両方に携わることで、建築に対する理解や技術力がより深まるのではないかと考えましたし、なにより「自分で設計したものを自分の手で形にしていく」というプロセスに大きな魅力を感じました。さらに、キリンエンジニアリングなら意匠設計に加えて建築設備や建築電気などの幅広い建築分野に挑戦できることが決め手となり入社しました。最初にアサインされたのは、医薬工場のコンペ案件でした。入社直後にもかかわらず、工場のレイアウト検討を任せてもらえたことには驚きました。また、お客様へのプレゼンでスピーチの一部も任せていただきました。結果は負けてしまいましたが、キリンエンジニアリングは若手にも積極的にチャンスを与えてくれる環境なのだということを肌で実感しました。

スーツの稲村 大輔

現在の仕事内容

国策の医薬工場建設に従事。潜在ニーズにも応える設計を目指して

私は現在、ワクチン製造会社の新工場建設プロジェクトに従事しています。このプロジェクトは、コロナ禍を契機に国が推進する事業の一つで、再度パンデミックのような事態に見舞われた際に、迅速なワクチン製造が行えるような体制を構築するという、社会的に意義のある取り組みです。設計者としてその一端を担えることに、大きな責任とやりがいを感じています。キリンエンジニアリングはこの案件に2023年のコンペ段階より関わっており、私は基本設計の段階から、建築意匠・構造を中心に担当しています。工場内のレイアウト検討や、天井・壁・床といった仕様の設計、法規対応、既存棟との接続計画など、検討事項は多岐にわたります。昨今の建設費の高騰もあり、限られた予算の中でどのように設計・施工の最適化を図るかという視点も求められています。今は実施設計を終え、工事がまもなく始まるというフェーズです。2028年3月の完成に向けて、長期にわたるプロジェクトの中核を担っているという自覚を持ちながら取り組んでいます。

スーツの稲村 大輔

心がけていること

“会話”ではなく“対話”で、ニーズの奥にある本質をつかむ

普段の業務で私が最も大切にしているのは、「顕在的なニーズ」と「潜在的なニーズ」の両方に応える設計を行うことです。言われたことをただ形にするのではなく、その背景にある目的や意図を読み取ることで、お客様の想像を超える提案ができる。そんな設計者でありたいと思っています。こうした意識を持つようになったきっかけは、前述のコンペ案件です。案件を獲得できなかった一番の要因は、お客様の本当のニーズを正しくとらえられなかったことにあると考えています。コンペ期間中、お客様とのコミュニケーションが十分に取れておらず、その間にお客様の要望や優先順位も変化していったことに気づけませんでした。

この経験から、「対話を怠らないこと」が自分のなかで強い信念となりました。今では、お客様との打ち合わせの中で、何を大切にされているのか、なぜその要望が出てきたのかという“裏側”に目を向けるよう心がけています。また、社内の関係者とも密に情報を共有することで、プロジェクト全体として一貫した提案ができるよう意識しています。

稲村 大輔

一緒に働く仲間たち

一人で完結しないからこそ、分かち合える喜びと成長がある

前職は、一つの設計に一人で取り組むことが多い環境でした。ところがキリンエンジニアリングでは、プロジェクトごとに建築・空調・給排水衛生・電気・生産設備・システムなどの多様な分野のエンジニアがチームを組んで取り組みます。はじめはこの環境に少し戸惑いもありましたが、今では「一人では到達できなかった解にたどり着ける」というチーム制ならではの魅力を強く感じています。プロジェクトの各メンバーが自分の専門領域に責任を持ちつつも、全体の最適解を考えながら動いていることが、この会社の大きな特徴であり強みです。何かで悩んだ時も、各分野の担当者が「それならこういうやり方もあるよ」と教えてくれたり、現場で想定外のことが起きた時も、チームで柔軟に解決策を見つけ出すことができます。若手社員がベテラン社員に気軽に質問できるのはもちろんのこと、ベテラン社員が各分野の若手社員に聞くことも日常的にあります。こうしたやり取りの積み重ねが、自分自身の視野を広げてくれています。それぞれの得意分野を活かし合いながら、完成度の高いものをつくり上げていく過程に、大きなやりがいを感じています。

学生の皆さんへのメッセージ

キリンエンジニアリングは、実に様々なバックグラウンドを持った人たちが集まっている会社です。入社前に「食品や医薬品に関係する専攻じゃないと厳しいのかな」と不安に思う方もいるかもしれませんが、それらの知識がなくても全く問題ありません。しっかりした研修制度、周囲のサポート体制も整っています。学び続ける意欲さえあれば、入社後の成長機会はいくらでもある会社です。ものづくりの現場で、自分らしい成長を楽しんでください!

1日の仕事の流れ
(本社編)

9:00

出社・タスクの確認・メールの返信

10:00

チームミーティング

11:00

お客様との打ち合わせ準備

12:00

休憩スペースでランチ

13:00

お客様と打合せ

15:30

設計業務

17:30

次の日のタスク確認

17:40

退社

打合せする社員のイラスト

#01 機械系

正解のないものづくりに、120%で挑む

プロジェクト本部
飲料食品プロジェクト部

KURIHARA SHIHO

栗原 志歩 栗原 志歩

#02 機械系

ワクチン製造設備の設計に携わり、 人々の健康と命を支える

プロジェクト本部
医薬プロジェクト部 マネジャー

UTSUNOMIYA YASUHIRO

宇都宮 康浩 宇都宮 康浩

#03 電気系

建築担当が骨格を、機械担当が臓器をつくり、 電気担当が命を吹き込む

プロジェクト本部
FA部

TSUYUKI NAOTO

露木 直人 露木 直人

#04 電気系

考え抜く。 その姿勢が、技術を超えた価値になる

プロジェクト本部
FA部

SAITO TAKA

齋藤 多佳 齋藤 多佳

#05 機械系

「自由な発想」と「現実」のあいだで、 答えを探し続ける

プロジェクト本部
飲料食品プロジェクト部

TESHIMA YUKI

手島 佑樹 手島 佑樹

#06 建築系

職域を超え、想いを重ねる。 ニーズの奥にある本質を形にするために

プロジェクト本部
建築部

INAMURA DAISUKE

稲村 大輔 稲村 大輔

#07 機械系

製品の出発点をつくる“影の立役者”として、 仲間とともに

プロジェクト本部
医薬プロジェクト部

OCHIAI YUTA

落合 勇太 落合 勇太

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「おいしい」と「健康」をつくるチームだから叶う、その挑戦